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ネコ2世

ネコ2世

エジプトのサイス朝のファラオ。紀元前610年頃から595年頃まで在位し、ナイル川の運河に着工した

ゲームでは: レベル5:勅許状

ネコ2世は第26王朝(サイス朝)の王で、プサムテク1世の子である。レヴァント方面に遠征し、ヘロドトスによれば、ナイル川から紅海へ向かう運河の掘削に着手した。のちにダレイオスがこの線上に運河を完成させており、運河の石碑はダレイオスの治世のものである。

ゲームでは: 本作でネコ2世の名が挙がるのは、年代記と、ナイル運河の出来事の記事における、運河の掘削を始めたファラオとしてのみである。人物も建物も固有のメカニクスもない。

ネコ2世: エジプトのサイス朝の王

エジプトのサイス朝の王

ヘロドトスによれば、ネコスはプサムテクの子で、その跡を継いでエジプトを治めた。ヘロドトスはネコスの戦争と事業について語っているが、彼が書いたのはその治世よりずっと後のことであるため、その記述は後世のエジプトとギリシアの伝承に基づいている。

Herodotus 2.158

ネコ2世: 着工されながら未完に終わった運河

着工されながら未完に終わった運河

ヘロドトスによれば、ネコスはナイル川から東の紅海へ向けて運河を掘り始め、その工事でおびただしい数のエジプト人が命を落としたという。さらに、神託が「お前は異邦人のために働いているのだ」とネコスに警告したため、王は工事をやめたと付け加えている。のちにヘロドトスは、これを完成させたのはダレイオスだと述べている。

Herodotus 2.158

ネコ2世: ダレイオスが事業を完遂する

ダレイオスが事業を完遂する

同時代の記録

エジプトで運河の跡に沿って見つかったダレイオスの断片的な石碑は、この事業を彼の功績として記録している。ネコの名は挙げられていないため、それ以前の掘削はヘロドトスに拠っている。本作のナイル運河の項では、運河の完成をダレイオスの事績としている。

P. Briant, From Cyrus to Alexander, 2002

ネコ2世: 艦船とアフリカ周航

艦船とアフリカ周航

係争中

ヘロドトスによれば、ネコスは地中海沿岸と紅海沿岸の両方で三段櫂船を建造した。また、ネコスがフェニキア人を送り出してアフリカを周航させ、彼らは3年目に帰還したとも述べている。太陽が右手にあったという細部は検証しようがないため、この航海が実際にあったのかどうかについて、現代の歴史家の意見は分かれている。

Herodotus 2.159

ネコ2世: レヴァントでの戦争

レヴァントでの戦争

ヘロドトスによれば、ネコスはマグドロスでシリア人を破り、カデュティスの都市を奪った。この都市はガザにあたるとする説もある。ヘブライ語聖書は、ネコスがメギドでユダの王ヨシヤを殺したと伝えている。ネコスはのちにカルケミシュでバビロニア人に敗れたが、これはバビロニア年代記に記録されている。

Herodotus 2.159

出典

  • Herodotus 2.158
  • Herodotus 2.159
  • Herodotus 4.42
  • P. Briant, From Cyrus to Alexander, 2002