
カモメは、ペルシアの艦隊と軍勢がギリシアで戦った海岸に引き寄せられる。古代の史料にこれらの遠征と結びつけるものはなく、ゲーム内での登場は報告された事実ではなく舞台設定に由来する。海は戦争全体を形作っており、鳥はその舞台の目印となる。
ゲームでは: アトス、マラトン、テルモピュライの各ステージでは、上空を飛ぶ鳥としてカモメが描かれている。背景にすぎず、ルールには一切関係しない。カモメの配置は雰囲気づくりのための選択であり、史料に基づくものではない。

史料がカモメの記述を残さない海岸
古代の記述ヘロドトスは、マラトンへの上陸、アトスの運河の掘削、テルモピュライの戦いを詳しく語っている。ここで引用した箇所には船、風、浜辺は出てくるが、カモメは登場しない。したがって、これらの海岸にカモメがいるとすれば、それは古代の著者ではなく、現代の読者が補ったものである。
Herodotus 6.102

遠征の叙述における海
古代の記述ヘロドトスによれば、紀元前492年、嵐がアトス沖でマルドニオスの艦隊の大半を難破させた。彼はのちに、クセルクセスが半島を横切る運河を掘らせたと述べ、その理由として傲慢さと己の力を誇示したい思いを挙げている。この記述は、戦争がいかに海に左右されたかを示しているが、鳥についてはまったく触れていない。
Herodotus 6.44

ギリシアの文献における海鳥
古代の記述紀元前4世紀に著作を書いたアリストテレスは、動物に関する著作の中で海鳥や海辺の鳥を論じている。彼の文章からは、ギリシア人がこうした鳥をよく知っていたことがわかるが、特定の戦いの場にカモメを置くものではない。
Aristotle, History of Animals

出典
- Herodotus 6.44
- Herodotus 6.102
- Herodotus 7.22-24
- Aristotle, History of Animals